大阪・関西万博のTECH WORLDパビリオンがワールド・エキスポリンピックで「最優秀展覧もしくはディスプレイ賞」銅賞を受賞

2025年大阪・関西万博において、TECH WORLDパビリオンは革新的なパフォーマンスとインタラクティブデザインで国際的に高い評価を受け、ワールド・エキスポリンピックの主要4部門に選出されました。9月23日アメリカパビリオン(USA Pavilion)で開催された授賞式ではTECH WORLDパビリオンの「ライフ劇場」が「最優秀展覧もしくはディスプレイ賞(Best Exhibit or Display)」を獲得致しました。パビリオンを代表して、館長の邱揮立氏が表彰台に上がり受賞致しました。
ワールド・エキスポリンピックは、「エクスペリエンスデザイン界のオリンピック」として知られています。ノミネートされたことは、創造性、実行力、影響力において国際基準を満たしていることを意味し、TECH WORLDパビリオンの国際舞台における創造性と影響力を示すものでもあります。今年の博覧会では180を超える出展者の中で、単独パビリオンで際立ったのはわずか20ほどでした。この結果は、TECH WORLDパビリオンが世界の主要な「ナショナルパビリオン」に匹敵し、国際的な専門審査員と観客投票の両方から高い評価を得ていることを顕著に表しています。
この度、TECH WORLDパビリオンは、アメリカパビリオンとイタリアパビリオンと同数の4つの主要な賞にノミネートされ、サウジアラビアパビリオン(6賞)、スペインパビリオン(6賞)、シンガポールパビリオン(5賞)、チェコパビリオン(5賞)に次ぐ受賞となりました。
銅賞受賞以外のノミネート作品は以下の通りです。
• Best Element or Detail(最優秀エレメントもしくはディテール賞)–Heartbeat Curve(心拍数曲線)
• Director’s Choice Award (ディレクターズチョイス賞)
• People’s Choice Award(ピープルズチョイス賞)
今回「最優秀展覧もしくはディスプレイ賞」の銅賞を受賞した「ライフ劇場」は、TECH WORLDパビリオンの最初の展示エリアであり、視覚的にも聴覚的にも最も素晴らしい劇場です。560台のインタラクティブ装置、巨大なプロジェクションスクリーン、没入型の照明と音響効果を駆使し、台湾の貴重な多様な種を紹介し、来場者を共に幸福感を分かち合う旅へと導きます。
会場全体に設置されたスマートブレスレットは、心拍データを瞬時に「心拍数曲線」に変換し、パーソナライズされた旅行プランを提案します。このデザインは、来場者の体験を「見る」から「参加体験する」へと進化させ、「最優秀エレメントもしくはディテール賞」もノミネート
されました。
邱揮立館長は受賞スピーチで、次のように述べました。開館以来、「共に良くなる(共好)」をキュレーションの核心コンセプトとするTECH WORLDパビリオンは、人、自然、そしてテクノロジーを繋ぎ、100万人近くの来場者を魅了してきました。多くの来場者がここで「心温まる瞬間」を体験したと語ってくれたことは、チームの努力が報われた証です。国際的な3つの賞に
ノミネートされ、銅賞を1つ受賞したことは、数え切れないほどの創造と不屈の努力の集大成であり、TECH WORLDパビリオンが世界舞台に残した輝かしいレガシーを象徴しています。